年2回だけ 高さ50mの幻の滝「樽滝」
長野・木島平村で8日、幻の滝と呼ばれる「樽滝」が現れ、訪れた人たちを魅了している。
新緑の中、水しぶきをあげて流れ落ちる高さ50メートルの「樽滝」。8日はこの幻の滝の出現に合わせて、県内外からおよそ80人が訪れた。
樽滝はもともと、中部電力が水力発電用の水を流して現れた滝だが、34年前の施設の改良から流れなくなっていた。
その後、地元住民などの要望で復活し、現在は毎年5月8日と10月の第4日曜日の2回、見ることができる。
8日の樽滝は午後4時まで出現し、次回は10月28日に現れる予定。