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函館港にえい航 木造船の立ち入り検査続く

2017年12月3日 11:40
函館港にえい航 木造船の立ち入り検査続く

 北海道南西部の知内町沖で、海上保安庁による立ち入り検査が実施されていた北朝鮮の木造船は、海が大しけとなったため函館港にえい航され、3日朝から検査が再開されている。

 知内町沖で海上保安庁による立ち入り検査が実施されていた北朝鮮の木造船は、海が大しけとなったため、2日夜のうちに函館港にえい航された。

 木造船からはこれまでに、乗組員が避難していた松前町の島から持ち出された可能性のある日本の家電製品が見つかっていて、乗組員らは、その一部や毛布などを海に捨てていたという。

 また乗組員らは、ことし9月に北朝鮮の清津を出港したあと、日本海でイカをとっていたと話していて、船内からは漁網などが見つかったことが新たにわかった。