×

加計学園“獣医学部”責任者 取材に応じる

2017年7月26日 23:08
加計学園“獣医学部”責任者 取材に応じる

 加計学園で獣医学部新設の準備を進める責任者が初めてテレビインタビューに応じ、学部の構想や教員の確保について語った。

 日本テレビの単独取材に応じたのは、加計学園の獣医学部設置の責任者で、認可された場合、学部長に就任する予定の吉川泰弘教授。吉川教授は新学部設置について、「既存の獣医養成にない構想」など政府が示す4条件を満たしていると主張した。

 吉川泰弘教授「自分で考え自分で問題を解決していく能力を持つ専門獣医は国際的にも要求されているので、今回のプログラムで実現したい」

 大学教育の6年間のうち、最初の4年間で基礎を、残りの2年間で公衆衛生などの専門分野を学ばせ、即戦力として活躍できる獣医師を養成していくという。

 一方、既存の獣医学系の学部を持つ大学からは、「教員の数が足りていない」といった声も上がっているが、加計学園では「教員は確保できた」としている。

 吉川泰弘教授「(Q:教員はどう集めた?)医学部とか薬学部とか、他の分野で獣医の免許を持って活躍している先生とか、意外と集めやすかった」

 高齢の教員や未経験者が多いのではないかと問うと、学園側は「文科省が資質を審査するため、年齢は問題ではない」とした。