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不二家 古河市で販売したケーキからカビ

2014年12月27日 11:07
不二家 古河市で販売したケーキからカビ

 不二家は、茨城県古河市の店舗で販売したショートケーキから、カビが検出されたと発表した。

 不二家は、不二家レストラン古河東本町店で今月13日に製造・販売したホールケーキの「ショートケーキS」6個のうち2個について、その日のうちに顧客からスポンジ生地の部分に「カビのような変色がある」との報告を受けた。不二家では商品を回収して第三者機関で調査した結果、25日に2種類のカビを検出したことが分かったと、26日にホームページ上で発表した。

 このケーキのスポンジ生地は埼玉県新座市の工場で製造し、クリームなどの仕上げは古河東本町店で行っていた。このため、保健所が古河東本町店には15日以降、複数回、埼玉工場には16日に立ち入り検査を行ったが、問題は見つからなかったとしている。

 不二家では、古河東本町店のスポンジ生地の管理態勢に問題があった可能性もあるとして、この店舗での洋菓子の製造は、原因究明および再発防止策が講じられるまで中止するとしている。なお、カビ検出の発表がクリスマス後になったことについては、意図的ではなく「最大限急いだ結果」だとしている。