大型で強い台風１８号が６日午前、静岡県に上陸した。関東での被害は６日午前、以下の通り。

　神奈川県では５日、藤沢市でサーフィンをしに海に入った２１歳男性の行方がわからなくなり捜索が行われている。また、鎌倉市など７自治体の１５万世帯以上に避難勧告が出ているほか、横浜市など３３の自治体で土砂災害の危険度が高まっているとして、土砂災害警戒情報が出ている。

　東京都では伊豆大島の計３９３世帯に避難指示が出された。また、大島町で５３０世帯、神津島村の１２１世帯に避難勧告が出ている。また、東京２３区内の港区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区をはじめ、２１自治体で土砂災害警戒情報が出ている。

　千葉県では船橋市など９自治体、１７００世帯以上に避難勧告が出ているほか、市原市など３０の自治体で土砂災害警戒情報が出ている。

　埼玉県でも春日部市など１８の自治体で土砂災害警戒情報が出ている。

　茨城県では取手市と龍ケ崎市の４万世帯以上に避難勧告が出ているほか、石岡市など１９の自治体で土砂災害警戒情報が出ている。

　一方、千葉と茨城、神奈川の約１万５０００軒以上で停電が発生し、伊豆諸島北部と埼玉県、群馬県に竜巻注意情報が出ている。