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高校教諭が結核、生徒ら39人感染 名古屋

2014年7月2日 10:23
高校教諭が結核、生徒ら39人感染 名古屋

 愛知県名古屋市の私立高校で、40代の男性教諭が結核を発症し、生徒など39人に感染していたことが分かった。高校は「教諭が結核にかかっているとは思わず、対応が遅れて申し訳ない」と話している。

 教諭や生徒が結核を発症したのは、名古屋市中村区の名城大学付属高校。

 高校によると、昨年度3年生を受け持っていた男性教諭が、去年10月頃からせきなどの症状が出るなどし、病院で検査を受けたところ、結核と診断されたという。その後、教職員や生徒など293人が検査を受け、在校生徒や卒業生など39人が感染、そのうち4人が発症していたという。4人のうち1人は在校生徒で、現在、検査のため入院中。男性教諭は退院し、現在は自宅療養中だという。

 高校は「男性教諭が結核にかかっているとは想定できず、対応が遅れてしまい、申し訳ない」と話している。