北・李容浩外務次官、元米国務省高官と接触
北朝鮮の核問題をめぐる「6か国協議」で、北朝鮮の首席代表を務める李容浩外務次官がモンゴルで元アメリカ国務省高官と接触したと明らかにした。
北朝鮮の李容浩外務次官は26日午前、モンゴルから経由地の中国・北京に到着し、アメリカ国務省で北朝鮮を担当していたジョエル・ウィット氏らと会ったと明らかにした。
李外務次官は具体的な話し合いの内容については明らかにしなかったが、中断している6か国協議の再開についてアメリカ側と意見を交わしたものとみられる。
一方、北朝鮮は26日から3日間、スウェーデンで日本と政府間協議を行う予定で、北朝鮮としては今回の非公式接触を機にアメリカとの正式な協議に結びつけたい狙いもあるものとみられる。