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第18代最高裁長官に寺田逸郎氏が就任

2014年4月1日 23:33
第18代最高裁長官に寺田逸郎氏が就任

 第18代最高裁長官に寺田逸郎氏が就任した。

 寺田最高裁長官「国民、社会からいっそう信頼される司法を確立していくため、全力で職務に取り組んでいく覚悟でございます」

 寺田長官は裁判官出身だが、法務省の経歴が長く、民事局長などを歴任したあと、2010年からは最高裁判事をつとめていた。父親も最高裁長官をつとめていて、初の親子2代での長官となる。

 寺田最高裁長官は記者会見で、「社会状況の変化を反映して利害対立が複雑化する中、裁判所はこれまでにも増して、適正で迅速な事件の解決に努めていかなくてはならない」と抱負を述べた。