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特急列車「はくたか」窓ガラス割れ乗客ケガ

2014年2月25日 21:13
特急列車「はくたか」窓ガラス割れ乗客ケガ

 25日昼前、新潟県上越市で、JR北陸本線を走っていた特急列車の窓ガラスが割れ、男性1人が軽いケガをした。現場付近では300メートルにわたって架線が垂れ下っているのが見つかり、JRが原因を調べている。

 25日午前11時47分頃、越後湯沢発・和倉温泉行きの特急「はくたか6号」が谷浜~有間川を走行中、車掌が異音に気づき、運転士が列車を急停止させた。車内を点検したところ、4号車の窓ガラス2枚が割れているのが確認された。乗客の男性1人が、顔に軽いケガをして病院で手当てを受けている。

 現場付近では架線が300メートルにわたって垂れ下がり、9両編成の列車のうち3両についているパンタグラフがすべて破損していることが判明した。JRは架線が垂れた原因を調査している。

 北陸本線は、直江津~糸魚川で運転見合わせが続き、列車の運休が相次いだ。