俳優の吉沢悠（３４）が１２日、都内で行われた舞台「宝塚ＢＯＹＳ」（７月２３日初日）の製作発表会見に出席した。

　女性だけのレビュー劇団として知られる宝塚歌劇団に、かつて実在した「男子部」の実話を基にした青春物語で、吉沢ら７名が部員を演じる。

　２００７年の初演から人気を博し、今回で４回目。
　吉沢は「初演から大成功している舞台で、涙なしでは見られない舞台と聞いていまして。期待半分、不安半分だったんですけど、個性的な楽しい７人が集まったので僕らにしかできない『宝塚ＢＯＹＳ』を作っていこうと思います」と笑顔で意気込みを明かした。

　吉沢は３月にモデルの桐山マキ（３２）と結婚後、初の舞台になる。この日も左手に結婚指輪をはめて登場し、結婚後初の舞台に「ワクワクしています」と笑顔。報道陣から「新婚生活はいかがですか？」と質問が飛ぶと、「楽しくやっていますよ」と幸せいっぱいの様子をのぞかせた。

　男子部の世話係役を務める宝塚歌劇団出身の女優、初風諄（７１）は「（宝塚の）上級生として知りうる限りのこと、あまたのおばちゃんに受けた恩恵をボーイズに注ぎ込みたい」と目を細め、舞台裏でもメンバーをサポートすることを約束。吉沢も「知らないことをたくさん教わると思いますし、どうぞ僕らを支えてください」と敬意を込め願った。