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大阪・泉佐野市長、「飼い犬税」の導入検討

2012年6月28日 12:10
大阪・泉佐野市長、「飼い犬税」の導入検討

 大阪・泉佐野市の市長が、放置される犬のフンの対策として、飼い主に税金を課す「飼い犬税」の導入を検討していることを明らかにした。

 泉佐野市では、06年に飼い犬のフンの放置を禁止する条例を施行したが、フンの放置が後を絶たず、千代松大耕市長が、清掃などの費用として飼い主から徴収する「飼い犬税」の導入の検討を始めた。

 犬を飼っている市民からは「確かにフンが多いから、払えと言われれば払いますが、果たしてそれを導入したからといって(フンが)なくなるかといったら、それは疑問だと思います」という声が聞かれた。

 泉佐野市では現在、約5400匹の飼い犬が登録されていて、今後、フンの放置が改善されなければ、2年後をメドに条例を制定したいとしている。