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雪の重みで95mの橋が崩落 長野・栄村

2012年1月30日 15:35
雪の重みで95mの橋が崩落 長野・栄村

 長野・栄村で、長さ95メートルの橋が3メートルに積もった雪の重さで崩落した。

 崩落したのは中条橋で、29日午後7時半頃、2度にわたって、中心から真っ二つに崩れ落ちた。橋は63年に架けられたもので、長さは95メートル、川からの高さは15メートル。去年3月の震度6強の地震で橋脚がずれて、通行止めになっていた。

 栄村では、これまでに3メートルの雪が積もり、橋の上の雪の重さは1200トン以上と推定されている。危険なため、除雪は行われていなかった。

 栄村の積雪量は過去5年間の平均の2倍に上っていて、村には29日、豪雪災害対策本部が設置されたばかりだった。