×

民主・辻恵議員に融資トラブル

2011年12月28日 1:29
民主・辻恵議員に融資トラブル

 民主党・辻恵衆議院議員が、弁護士として代理人を務める不動産会社への融資をめぐり、融資をした会社から損害賠償を求められていることがわかった。辻議員は「事実無根だ」と反論している。

 訴訟資料などによると、辻議員が代理人を務める都内の不動産会社は、09年9月までに貸しビル会社から約1億6000万円の融資を受けた。貸しビル会社は「この融資のために設定した担保が無断で譲渡されたため、貸付金を回収できなかった」として、辻議員に損害賠償を求める訴えを起こした。

 このトラブルをめぐっては、東京地検特捜部が関係者から任意で事情を聴いているが、辻議員は27日の会見で、「担保設定の契約もしておらず、事実無根だ」と反論した。