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宮崎県で口蹄疫に似た症状を示す牛見つかる

2010年9月2日 19:06
宮崎県で口蹄疫に似た症状を示す牛見つかる

 先月27日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の終息を宣言したばかりの宮崎県で、口蹄疫に似た症状を示す牛が新たに見つかった。このため、牛の競りが中止されたが、宮崎県などは「口蹄疫の可能性は低い」と説明している。

 口蹄疫に似た症状を示す牛が見つかったのは、えびの市にある農場。飼育する牛1頭に発熱や舌の粘膜がはがれるなど口蹄疫に似た症状が確認された。このため、県内の2か所で2日から開かれる予定だった競りが中止された。しかし、宮崎県や農水省は、水ぶくれやよだれなど口蹄疫特有の症状が出ていないことから、「口蹄疫である可能性は低い」と説明している。

 口蹄疫かどうかを判定する検査の結果は、2日夜にも出る予定。