韓国を訪れている岡田克也外相は現地時間１６日午前、韓国・柳明桓外交通商相と会談し、哨戒艦沈没への対応について、日韓、そしてアメリカが連携していくことをあらためて確認した。

　会談では、今週にも結果が発表される見込みの哨戒艦沈没の調査内容について韓国側から詳しい説明が行われ、両外相は、北朝鮮の関与が明らかになった場合、核問題をめぐる６か国協議の再開に大きな影響を与えるという見方で一致した。また、日韓とアメリカが連携して対応していくことを確認した。

　一方、日韓が領有権を争っている竹島周辺で韓国が地質調査を実施する動きなどについて、岡田外相は「抑制してもらいたい」と申し入れた。