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公明党・神崎元代表、衆院に議員辞職願提出

2010年4月1日 19:11
公明党・神崎元代表、衆院に議員辞職願提出

 公明党・神崎武法元代表が1日午後、衆議院に議員辞職願を提出した。

 神崎氏は「(医師から)腎臓の機能が著しく低下している、すぐ治療を要するというお話がありました。日常生活には特に問題ないが、政治家として政治活動を十分行う上では支障があると判断しまして、(今年度)予算が成立し、新年度がスタートをする本日、議員辞職を決断した」と述べ、健康状態の悪化を理由に、任期途中で衆議院議員を辞職する考えを示した。これに伴い、去年の総選挙で公明党の比例代表九州ブロックで次点だった遠山清彦前参議院議員が繰り上げ当選となった。

 神崎氏は83年の初当選以来、9期連続当選。98年から公明党代表を務めた。自公連立政権で中心的役割を果たしたこともあり、公明党の自民党離れが加速するとの見方も出ている。