祖谷の雑穀が「食の世界遺産」に【徳島】

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徳島2021.11.22 19:56

「食の世界遺産」とも呼ばれる「味の箱船」に徳島県三好市の祖谷地方で栽培されているヤツマタとヒエ、タカキビなど祖谷固有の雑穀が登録されました。「味の箱船」は160か国以上に広がる国際組織「スローフード」が希少な在来種や地域の伝統食などを未来に残そうと行っている取り組みです。10月に登録されたのは三好市祖谷地方で栽培されている雑穀・ヤツマタと、祖谷のヒエ、タカキビ、コキビ、アワ、ソバの計6種類です。徳島県内では去年の阿波晩茶に次いで2例目の登録です。雑穀を通した地域社会づくりのプロジェクトに取り組んでいる徳島大学大学院社会産業理工学研究部の内藤直樹准教授は「これまでは農業遺産という形で農業は評価されていたが、なかなか生産者に光が当たることはなかった。この認定を通じて雑穀生産組合のような生産者の実践に光があたるのが素晴らしい」と評価しました。シコクビエの和名があるヤツマタは年々生産者が減り、一時は絶滅の危機に瀕していましたが、5年前地元住民が生産組合を立ち上げ栽培していました。ヤツマタなどが「味の箱船」に登録されたことで今後販路拡大や地域の活性化につながると期待されています。

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