広島 打ち手確保したのに・・あすから広島市で大規模接種

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広島2021.06.11 19:17

■「皮膚に対してまっすぐに…上腕に対して垂直に入る注射して」

広島大学病院で行われた、歯科医師を対象にしたワクチン接種の講習会。「打ち手」不足に備えたもので感染症の専門医が講師となりこれまでに受講した歯科医師は180人。準備は整った。

■講習を受けた歯科医師
「ワクチン供給と打ち手が足りていないということが問題になっているので少しでも解決に手助けできればと思い今回手を挙げた」
「普段口の中で注射するが今回腕に打つのでちょっと勝手が違うが安全にかつ確実に接種を提供できれば」

歯科医師は、あさって福山市に5人が派遣される予定だ。
広島大学病院は自治体などの要請があれば積極的に派遣していく考えだ。
ところが、広島市であすから始まる接種会場に歯科医師の派遣の予定はない。

■古江記者リポート
「打ち手となる医師の確保が進み会場の設営もほぼ完成したが、予約枠は大幅に余っている」

広島市西区にある「広島サンプラザ」に設置される会場は1日最大2000人の接種が可能で運営は、すべて広島大学病院が担う。接種には、こんな工夫もある。座ったままの高齢者に対し、医師が順次接種する方式を取り入れ、スピード感を持って確実に接種する。

しかし予約は低調であすからの2日間で可能なおよそ3000人に対し、予約したのは、午後2時時点で680人。あすの予約率はおよそ3割だ。

もう一つの会場である県立総合体育館通称「グリーンアリーナ」も予約は低調で、434人だ。広島市はきのう予約が始まった75歳以上の高齢者も含め積極的な接種を呼びかけている。

一方、福山市でも接種の加速を目指した動きがあった。福山商工会議所は会員となっている中小企業の「職域接種」について地元の医師会から医師確保の理解を得られたとした。接種は数万人規模になるとみられ、来月中の開始を目指している。

「打ち手」を確保しても会場によっては「予約が増えない」アンバランスも発生している。高齢者へのワクチン接種の課題は山積だ。

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