シリーズ「第6波に備える」 宿泊療養施設の対策

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福岡2021.11.23 19:21

福岡市博多区の博多中洲ワシントンホテルプラザ。福岡県が確保している新型コロナ陽性者の宿泊療養施設です。

先月4日からこの施設に療養者はおらず、特別に内部を見せてもらいました。感染が拡大し施設が再び稼働する事態に備えおよそ400人分の飲料水やシーツなどが準備されていました。

この施設では第5波が始まりつつあったことし7月、確保した196室に対して177人の療養者が入り満室に近い状態となりました。

福岡県新型コロナ対策本部 松尾和奏さん
「(療養者からの)電話がひっきりなしに鳴るような電話機が足りないぐらいということもありますし、そういった中で急変した患者にも対応しないといけないとなると情報共有はすごく大変」

福岡県の宿泊療養施設では容体の急変などに備え医師や看護師などが常駐し、24時間体制で対応にあたります。

福岡県新型コロナ対策本部 松尾和奏さん
「黄色の人が例えば基礎疾患があるとか、妊婦さんとかそういう方で、青は呼吸状態が悪い人、赤は受診とか入院の調整が必要な人っていうふうにしていて」

ボードに書かれた名前の横に色つきのマグネットをはり、療養者の状況が一目で分かるように工夫しています。

第5波のピークだった8月にはこうした施設での療養者も最多になり、県が確保した2106室に対し1528人が入りました。療養者が入れ替わるたびに部屋の消毒が必要なこともあり、フル稼働の状態だったということです。

県内の宿泊療養者はおととい時点で15人にまで減少していますが、今後感染が急拡大した際に備え、県は今月、福岡市と北九州市に新たに2つの宿泊療養施設を確保しました。あわせて11施設となり、これまでより128室多い最大2234室で受け入れが可能となっています。

福岡県新型コロナ対策本部 松尾和奏さん
「食事の提供も1日3回あるし、医師・看護師がいて不安なことがあればすぐ対応できる。受け入れられる人数自体は増えたので、そういった面で次の波に向けた備えをしている」

感染再拡大に対応するための受け入れ体制の拡充。その備えが実際に稼働することがないよう感染対策を怠らない心がけが引き続き求められています。

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