福岡県の感染拡大シミュレーション 最悪1日1万3000人超え

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福岡2022.01.14 17:52

新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、長崎大学は14日、福岡県内の今後の感染状況について、新たなシミュレーションを公表しました。最悪の場合、1日の感染者が1万3000人を超えるおそれがあるとしています。

■長崎大学熱帯医学研究所・有吉紅也教授
「これまでと同じタイミングで、同じ対応を漫然と繰り返すだけでは、“第5波”の感染者数をはるかに上回る流行になります。(1日)数千人とか、場合によると、数万人までピークが到達してしまう可能性が高いです。」

長崎大学の研究チームが14日に公表した今後の感染拡大シミュレーションです。福岡県では、14日から人との接触を半分に減らした場合でも、1日の感染者数は、2月4日に3578人のピークを迎える予測です。第5波のピーク1253人の3倍近くにのぼります。予測の背景にあるのは、オミクロン株の3つの特徴です。

■有吉教授
「(オミクロン株は)ワクチンから回避するウイルスです。ブースター(3回目)接種が普及していない現段階では、どんなによくても3割程度しか(感染を)防ぐことができない。」

研究チームによりますと、ワクチンの感染予防効果が3割に落ち込み、感染力はデルタ株の最大2倍になるとみています。

さらに、感染者が次の感染者を生み出すまでの時間が半分以下になるとしています。

行動制限などの開始が1月20日からに遅れた場合は、2月1日に1日で1万3266人もの感染者が出ると予測しています。

感染収束までは、約3か月かかるとみられています。

研究チームは、「デルタ株に比べ重症化率は低いが、それを上回る感染者数になる可能性が高い」として、人との接触機会を減らす早めの対策をとるべきと指摘しています。

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