絶滅危惧種のコウノトリ巣作りへ 小郡市に人工の巣の台設置

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福岡2022.01.14 17:50

福岡県小郡市に飛来している国の特別天然記念物で、絶滅危惧種に指定されているコウノトリが安心して巣作りできるようにと、14日に人工の巣の台が作られました。

■鬼丸記者
「コウノトリ1羽を確認できます。ゆっくりと歩いています。」

小郡市の公園近くのため池で14日午後1時前、羽を休めていたのは、3羽のコウノトリです。

体長約1メートル、くちばしと羽が黒いのが特徴で、国の特別天然記念物に指定されています。

日本では、50年前に一度絶滅しましたが、その後、保護や繁殖活動によって、去年は200羽の野生のコウノトリが確認されているということです。

小郡市には、2017年12月から姿を見せ始め、これまで最も多い時には12羽が飛来しました。

去年は、小郡市の近くで高圧鉄塔に3回巣をつくる様子が確認されましたが、電線が多く危険なため撤去されることになりました。

これを受けコウノトリの保護に取り組む会が結成されたのです。14日には、コウノトリが巣をつくるための鉄製の巣の台が設置されました。

飛来したコウノトリが安全に巣作りできるよう、高さ約13メートルの鉄柱の上にクレーンを使って建てられました。

■筑後小郡コウノトリの会・田中常博会長
「うれしいですね。ひなをかえしてほしい。のちにその子が、また増やしてほしい。1日でも早く卵を産みにペアを組んで、きてもらうことが一番の願い。」

幸せを運ぶと言われる『コウノトリ』を、地元では、静かに見守りながら巣作りと新たな命の誕生を待っています。

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