大雪で北陸道に一時1500台が立ち往生
大雪の影響で、北陸自動車道は福井ICから金津IC間で、一時1500台が立ち往生し、自衛隊が救出活動を続けている。
北陸自動車道は、9日午前から通行止めが続いていて、30時間以上が経っても解消されていない。
県によると、福井ICから金津IC間で、一時1500台が立ち往生したが、県の派遣要請を受けた自衛隊が救出活動を続け、立ち往生は午後5時現在で336台となっている。
立ち往生したドライバーは「9日夜9時くらいからいる。自衛隊の活動はありがたい。頑張ってほしい」と話していた。
県によると、この大雪で、いずれも福井市の77歳女性と82歳の男性が除雪作業中に死亡したほか、合わせて26人がケガをしている。
こうした中、福井市では成人式が行われ、市は大雪の影響や感染予防で、会場に来られない新成人に向けて、ライブ配信した。
新成人は「除雪がちゃんとされてないところもあって大変だったが、会場に着くことができてよかった」と話していた。
気象台によると、大雪のピークは過ぎたものの、雪は11日にかけて断続的に降る見込み。
11日午後6時までの24時間に降る雪の量は多い所で、嶺北の平地で15センチ、山地で30センチ、奥越で30センチ、嶺南の平地で15センチ、山地で20センチの見込み。
県は、除雪が進むまでは不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
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