天童市の五重塔で「耐震調査」始まる

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山形2020.11.21 18:01

去年、天童市の寺に完成した五重塔で21日、人の力で柱を揺らして耐震性や揺れ方の特徴を確認する珍しい調査が行われた。

天童市久野本にある常安寺の五重塔に、東京の工学院大学の研究室から教員や学生が訪れ、五重塔を人力で揺らす「耐震調査」が行われた。去年11月に完成した常安寺五重塔は、県内の宮大工らが手掛けた木造建築で、高さは約33メートルと県内2番目の高さを誇る。調査では、建物の中心にそびえる「心柱」をはじめ、5層目までの各部材に揺れを感知する装置を取り付け、一定の速度に合わせて柱を揺らする。
揺れ幅の変化を観測し、揺れ方の特徴などを分析することで、全国各地にある木造の文化財の耐震性の確認に活用されるという。工学院大学の河合直人教授は「新築の五重塔ということで文化財の五重塔との違いが分かる。しっかりと堅固に作られているところが数字に表れるかをみたい」と語った。この調査は翌22日も行われる。

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