山形 新型コロナ5人の感染を確認

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山形2020.11.19 20:29

7か月ぶりに5人の感染を確認だ。県は19日、山形市と鶴岡市、それに酒田市で計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これに関連して県内3つの小・中学校で休校が始まり吉村知事は緊急会見で県外での、飲酒を伴う会合の自粛を呼び掛けた。

 新たに感染が確認されたのは酒田市に住む会社員の40代女性と、鶴岡市在住で県水産研究所に勤務する30代の男性2人。それに、山形市に住む会社員の40代女性と男子中学生だ。このうち山形市の男子中学生は18日感染が発表された50代女性の同居家族だ。男子中学生は13日以降、のどの痛みや発熱などがあったが、現在は軽症だという。18日から学校を休んでいて、山形市は、他の生徒が濃厚接触者に当たるかどうか現在、調査を進めている。

山形市健康医療部中村由美部長「(学校での)感染拡大の可能性も含め現在積極的に疫学調査を行っている」

男子中学生が通う学校は19日臨時休校とし、午前中に校内の消毒を行ったという。学校の再開時期は保健所と相談し、決めたいとしている。一方、山形市に住む会社員の40代女性は軽症で、同居家族が濃厚接触者となっている。また女性は、過去2週間の間に私用で県外に出かけたことがあるというが、本人の意向で出かけた場所や期間は公表しないという。いまのところ感染経路は分かっていない。
 一方、酒田市の女性と鶴岡市の男性2人の計3人は、18日感染が発表された県水産研究所の男性職員の濃厚接触者だ。

県健康福祉部渡辺丈洋次長「18日の方の濃厚接触者として18日にPCR検査を実施したところ陽性が判明した」

 酒田市の女性は男性の同居家族で、一方、鶴岡市の男性2人は県水産研究所の同僚で、男性と今月11日から13日まで船で宮城県に出張していた。

記者「船の中で感染の可能性が高いという認識か?」
県薬務・感染症対策室阿部英明室長「その可能性が高いと考えている」

 酒田市の女性は県外への行動歴はないというが、県職員3人の宮城県への出張以前の行動歴などを調べ、感染経路の特定を急いでいる。この関連で鶴岡市の小学校1校と中学校1校が19日から休校となっている。これで県内の感染者の累計は105人となった。11月に入ってから県内で感染が確認された人は19人に上っている。最も多いのが山形市で、市内の住宅メーカーの社員やその家族に感染が広がった。また庄内でも県水産研究所の職員や家族の陽性が確認されている。感染経路をみると仕事や観光で県外に赴いて感染し、家族に拡大したとみられるケースが多くなっている。感染が再び増加する状況を踏まえ、吉村知事は19日、臨時の記者会見を開き、県民に、感染対策の徹底を呼び掛けた。

吉村知事「レベル3に限りなく近い状況だととらえている。不要不急の用事で県外に行くこともあると思うが基本的な生活様式の徹底、飲酒を含む会合を控えるようお願いしたい」

県内の感染状況を踏まえた注意・警戒レベルは現在、レベル2の「注意」となっているが、今後の状況では、「感染の広がりが懸念される状態」とされるレベル3への引き上げを判断していくとしている。

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