佐渡中等教育学校 方針転換「あり方を検討」

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新潟2020.06.29 19:32

 県教育委員会は生徒の募集を停止するとしていた佐渡中等教育学校について、方針を転換し、「あり方を検討する」と改めた。花角知事は、新たに有識者会議を設け、中等教育学校の今後のあり方を検討する考えを示している。

 29日の県議会・連合委員会で県立学校の再編整備計画について質疑が行われ、県教育委員会は「佐渡中等教育学校の募集停止については佐渡市や総務文教委員会の意見を踏まえて、あり方について検討することとしました」と述べた。
 佐渡中等教育学校を巡っては県の教育委員会は定員割れが続くことから、2023年度に募集を停止し、佐渡高校と統合する計画を6月25日の総務文教委員会で示していた。
 一方、同じく定員割れが続く津南中等教育学校については「当面存続させる」と対応が分かれていて反発も出ていた。
 これを受け、佐渡市の渡辺竜五市長が学校の存続を求めたこともあり、県は募集停止の計画を見直し、「あり方について検討する」と改めた。
 渡辺市長は「計画が見直されまずは本当にほっとしている。拙速な結論ではなくて、しっかりと地元と議論をしながらこの中等教育学校のあり方を決定していくというかたちの進め方に変えてほしいと県に強く要望した」と述べた。
 しかし、県立の中等教育学校で志願者の減少や定員割れが生じていることから、県は「現状のまま県内の中等教育学校を維持することは難しい状況だと認識しております」と投げかけている。
 花角知事は「少子化の一層の進行や、小中一貫教育を重視する市町村の増加など、大きく変化していることも認識している。有識者などの意見をうかがう場を設けるなどしながら中等教育学校のあり方を検討してもらいたいと考えている」と述べた。
 花角知事は、中等教育学校のあり方について今後、有識者の意見を聞く検討会を設ける考えを示した。

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