“医療体制があぶない”札幌の感染拡大が地方にも

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北海道2020.11.20 18:42

札幌の感染拡大は地方都市にも広がっています。北海道旭川市では20日過去最多の21人の感染が確認されました。医療体制は、綱渡りの状態が続いています。

(旭川市保健所 川辺仁さん)「入院調整に手詰まり感を持っている。大きな危機感を持って受け止めています」

20日これまでで最多となる21人の感染が確認された旭川市。クラスターが発生した吉田病院では20日も新たに15人の感染が確認され、感染者は、あわせて82人になりました。

(金澤記者)「クラスター対策班の専門家2人が、旭川市保健所に到着しました」

感染の連鎖を抑え込もうと対策を続けていますが、いまだ終息の気配はありません。医療体制がひっ迫する恐れも高まっています。感染者を受け入れているこちらの病院では、専用病床24床のうち、22床が埋まったといいます。

(旭川市民)「高齢者が感染すると命にかかわるので、すごい不安です」
(旭川市民)「出かけたくても、我慢しどきなのかなと思いますね」

19日、過去最多の14人の感染が確認された函館市。

(函館市の職員)「コロナ対策は注意されていると思いますが、引き続き対策をお願いします」

市の職員らが繁華街の飲食店に注意喚起のチラシを配布しました。

(飲食店の人)「飲食店ってこれからは危なくなると思うんですよね。お客さんにも気を付けてもらわなきゃ、いくらいろいろやっても無理かなと」

感染症病棟を持つ市立函館病院です。32床ある病床のうちすでに26床が埋まっています。感染者の急増で、病床の確保は綱渡りの状態だといいます。

(市立函館病院 森下清文院長)「正直言うとちょっと追いつかないというか、追い越されるところとのせめぎ合い。非常に危機感を持っていました」

このため、函館市は軽症者用の宿泊療養施設の開設を道に要望しました。感染拡大で危機感を強める地方の医療現場。患者の受け皿の整備が急がれます。

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