札幌の宿泊療養施設ひっ迫、「自宅待機」男性の経験

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北海道2020.11.19 19:01

過去最多の感染者が確認された札幌市では、宿泊療養施設がひっ迫し、「自宅待機」を余儀なくされる患者が増えています。自宅で不安な日々を送った男性がSTVの取材に応じました。

(新型コロナウイルスに感染した男性)「38℃台後半台まで出たのと、空せきが出ていてそこがつらかった」
11月、新型コロナウイルスの感染が確認された札幌市の30代の男性です。男性は10月末、すすきのの飲食店で友人らと会食をしていて感染したとみられています。11月11日に陽性と確認され、保健所からすすめられたのがホテルでの宿泊療養でした。しかし…。
(新型コロナウイルスに感染した男性)「(保健所に)ホテル療養どうなるのか聞いたけど、保健所も混み合っていると言っていて。とりあえず連絡を待ってくださいって話しかなかったので」
札幌市内の軽症者らが入る2つの宿泊療養施設には、あわせて1000室が用意されていますが、現在およそ7割が埋まっています。施設では、入所者と退所者の出入りをわけるなど、時間がかかることから、1日に受け入れられるのは最大で50人ほど。札幌の感染者が連日100人を超えるなか、男性は「入所日を調整する」と保健所から言われ、自宅待機を余儀なくされました。
(男性)「(施設だと)安心できますよね、万が一急変してもすぐに対応してくれる。(自宅だと)食事どうしようだとか、これからどうなるんだろうっていう不安が多かったですね」
食事は、自炊やデリバリーで済ませ、毎日3回の検温しながら連絡を待ちました。しかし、発症から10日たち、無症状が続いたため、男性は、自宅待機のまま、11月14日に健康観察を終えたのです。
(男性)「(保健所から)連絡が来たときには症状がだいぶ軽減されているのと、日にちもたっているので、自宅療養終了となりますって言われて、あれって感じでしたね。そのまま外に出ていいよって言われたので、(ウイルスが)はたして抜けているか不安」
綱渡りの状態が続く北海道内の医療体制。道は20日、札幌市内に新たな宿泊療養施設を開設し、受け入れ体制を強化することにしています。

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