【解説委員が分析】「矛盾抱えた厳しい判断」鈴木知事判断の裏側

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北海道2020.11.18 16:55

札幌市がステージ4相当の警戒レベルにあるとして、不要不急の外出自粛・札幌との往来自粛これらが要請されました。いずれも、「感染リスクを回避できない場合」という、分かりにくい条件がついていますが、なぜこのような要請になったのでしょうか。

(五味解説委員)
「鈴木知事は、2月の緊急事態宣言のとき「人命最優先」を掲げました。道民の命を守るために、「やれるものは全てやる」そして、「結果の責任はすべて知事が負う」とわかりやすかったですし、知事の覚悟が道民の心に響いたんです。

ところが、そのときには商店街もデパートも休業となり、経済的には大きなダメージを負ったんです。あの時のような状況はもうできない、ということ。それから今回はGOTOトラベルを生かした事であいまいな部分を残した。道内の観光業者の方々にGOTOトラベルを続けてほしいという強い気持ちがあるのと、国の施策ですからなかなか知事は否定できない。

鈴木知事としては矛盾を抱えた中での厳しい判断だった、ということになります。外出の自粛による「効果」はあると思うのですが、ポイントは11月27日までにいまの感染状況が収まるのかどうか。感染拡大が収まらないと外出自粛が12月、1月に長引いてくる、それが心配ですし、鈴木知事はさらにもう一つ上の厳しい判断が迫られることになります」

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