北海道寿都町、“核のごみ”住民投票条例案を13日に採決

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北海道2020.11.11 18:45

マチの人が求めてきた住民投票は実現するのでしょうか。「核のごみ」の最終処分場選定の文献調査に応募した北海道寿都町で臨時町議会が開会しました。前に進めたい町長と、押しとどめたい反対派の主張はかみ合うのでしょうか。

(田邊記者記者)「住民投票についてご意見は?」

(寿都町 片岡春雄町長)「前から変わりません」

「核のごみ」の最終処分場選定に向けて文献調査に応募した寿都町の片岡町長。いまだ町内で賛否が分かれる中、ある条例案を審議するため、臨時議会を招集しました。

(直接請求する団体)「撤回に向けて住民の声をぜひ聞いて欲しい。よろしくお願いします」

寿都町では先月、文献調査の応募に反対する住民団体が応募の是非を問う住民投票条例の制定を片岡町長に請求。

(反対する住民団体 南波久さん)「住民投票が1番公正でひとりひとりの町民の声をしっかりきける制度。議会で可決していただきたい」

片岡町長は11日の議会で住民団体の条例案を提案するも、「現段階において住民投票を行う必要はない」と反対意見をつけました。

(越前谷由樹議員)「提案する側で反対意見って聞いたことないですね」

条例案は13日採決される見通しですが、住民投票が実施されてもその結果に法的拘束力はありません。

(田邊記者)「片岡町長に対し、町民からは文献調査応募に至った経緯を明らかにしてほしいという声がこれまでも挙がっていました」

ことし8月に開かれた町議会の全員協議会。片岡町長はこのとき。

(片岡春雄町長)「町民に伺いを立てて勉強するっていったら返って面倒な話になる」

これまで住民の一部が議会に対し、議事録を公開するよう請求していましたが、町の情報公開審査会は10日、非開示とした議会の決定を妥当であると結論付けました。

(町民)「ちょっと疑問になりますよね」

(町民)「やはりいろいろとオーブンにすべきだと思います」

住民との間の溝は埋まらないまま文献調査は早ければ来週にも始まる見込みです。

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