「窒息死なら責任はないのか」に母親が涙 札幌2歳児衰弱死裁判

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北海道2020.11.10 16:29

「窒息死」か「衰弱死」か。虐待事件の裁判は女の子の死因で対立しています。「窒息死だとしたら責任はなかったのか?」裁判官の問いかけに母親は涙を流しました。

起訴状によりますと、札幌市の池田莉菜被告は去年、長女の詩梨ちゃん当時2歳に十分な食事を与えなかったうえ、交際相手の暴行で負ったけがの治療もせずに放置し衰弱死させました。10日に行われた3回目の被告人質問で、池田被告は亡くなる前の食事について証言しました。検察が「意識障害が出ていた」と主張している期間も、「魚料理やヨーグルトなど1日3食あげるようにしていた」と話しました。そのうえで、弁護側は「詩梨ちゃんが喉に嘔吐物をつまらせ、窒息により急死した」と主張。対して検察側は「栄養不足などにより徐々にぐったりとしていき、衰弱死した」と主張しています。これまでのやりとりを聞いた裁判官は。
(裁判官の質問)「窒息死だったとしても、ちゃんと栄養を与えていたら(嘔吐物を)吐き出す力があって、こうはならなかったとは思いませんか?」
(池田被告の証言)「いまとなっては、もっと食事を気をつければよかったと思います」
「窒息死であれば死への責任がなかったことになるのか」という、検察側と弁護側の争いへ疑問が投げかけられた10日の裁判。11日には検察からの求刑があります。

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