「私自身関心をもっていた」神恵内村長 “核のごみ”問題

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北海道2020.09.11 16:35

寿都町に続き2例目となります。北海道後志の神恵内村の商工会が、いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向けた調査への応募を検討するよう村議会に請願していたことが分かりました。

原発を抱える泊村の隣、後志の神恵内村。青い海に面した、漁業が盛んな小さな村です。
(神恵内村商工会 上田道博会長)
「我々の思いを議会に出したということ。それ以上でもそれ以下でもない」
神恵内村商工会の上田会長です。今月8日、核のごみの最終処分場を選ぶ文献調査に応募を検討するよう村議会に請願書を提出したといいます。
(神恵内村商工会 上田道博会長)
「金はいらない。人と仕事、それだけ。そうすることで経済が回るということ」
(樋口記者リポート)
「神恵内村の道の駅には加工品や魚など、地元を中心とした海産物がずらりとならんでいます」
基幹産業が漁業の神恵内村。1920年には4300人ほどいた人口は減少に歯止めがかからず、現在およそ800人に。村の衰退を食い止めたいと商工会が動いたのです。
(神恵内村民)
「神恵内村には寿都ほどではないけどやっぱり反対の声が多いと思います」
「文献調査でしょ、やってもいいしょ。処理場を持ってくるとかはまた話が別だから」
高橋村長は11日朝に会見を開き、意欲を示しました。
(神恵内村 高橋昌幸村長)
「(核の最終処分場は)今までも私自身関心をもっていた」
一方、先月北海道で初めて応募への検討に名乗りを上げた寿都町。10日に開かれた住民説明会ではこんな一幕も。
(寿都町 片岡春雄町長)
「ほかの地域も必ず手をあげます、必ず手があがります。あがったらどうします?」
一夜明け。
(寿都町 片岡春雄町長)
「すごく喜びました。仲間ができて」
片岡町長も朝に神恵内村の動きを知ったといいます。
(寿都町 片岡春雄町長)
「梶山経産相が2つとか3つとか考えている自治体があるって話は報道されていましたよね。早く名乗り上げればいいのにって思っていましたけど、まさかこんな近くにいるとは。」
梶山経済産業大臣は閣議後、記者団に対し。
(梶山経産相)
「神恵内村の商工会を始めとした複数の経済団体などから幅広く関心を示していただいていることは承知しております。大変ありがたいこと」
神恵内村では、今月15日から始まる定例村議会で審議して採択されれば、文献調査応募の検討を始める見通しです。

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