浜松市天竜区の土砂崩れ 生活道路が寸断 迂回に60キロ

この記事をシェア

  • LINE
静岡2020.10.14 19:45

10月13日、土砂崩れによって浜松市天竜区の県道が全面通行止めとなった。重要な生活道路の寸断により、市街地への迂回路は、最大60キロに及び生活に影響が出ている。

土砂崩れがあったのは浜松市天竜区龍山町の県道大輪天竜線。浜松市によると、13日、のり面が幅30メートル、高さ50メートルにわたって崩れ、全面通行止めとなった。けが人はいなかった。

この県道は、ことし7月の大雨で国道152号が被災したため迂回路として使われていた。しかし、この迂回路も通れなくなったため、周辺地区と浜松の中心部を行き来するためには、三遠南信自動車道を利用しなければならなくなった。その距離は最大60キロで車で約1時間半かかる。

浜松市消防によると救急や火災対応などには大きな影響はないというが、土砂崩れが発生した区間では地域の南北をつなぐ自主運行バスが運休するなど、市民の生活に影響が出ている。

地元の住民は「娘の家族が来る予定だったけれど来られなくなった。来るには愛知県を回ってでも来ると言ってたけれど、そこまで無理はさせられない」と話している。

また、11月には紅葉シーズンを迎え、ツーリングやサイクリングを楽しむ観光客が多く訪れる時期だけに、みやげ店の関係者は肩を落としていた。みやげ店、ドラゴンママの玉本君枝代表は、「今コロナで言われている中、土砂崩れで本当に客がいない。何とかしてほしい。我慢しながらやっている。早くこの前に車が通れるようになればと思っている。」と話している。

浜松市によると14日はまだ現場の安全が確認されていないため、復旧作業には着手できておらず、復旧のめどは立っていないという。

見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら

最新ニュース