「ツッテ西伊豆」釣った魚が地域通貨に!?

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静岡2020.09.16 19:47

西伊豆町は、9月から釣り船の利用者が釣った魚を“地域通貨”と交換できる「ツッテ西伊豆」という取り組みを始めた。

9月12日、仁科港に帰ってきた釣り船。乗っていたのは神奈川県からレジャーに訪れた一行。「イサキいいなあ、大きいのいっぱいおるな」などと話し、楽しんでいた。

クーラーボックスには、活きのいい魚がたくさん!そのまま持ち帰るのかと思いきや…向かったのは港の直売所。始まったのは釣った魚の買い取りだ。

西伊豆町では、9月8日から、提携する釣り船で利用客が釣った魚を西伊豆町内で利用できる電子マネー「サンセットコイン」と交換できる試みを始めた。

新型コロナで減った観光客の誘客や漁師の高齢化により減少している漁獲量の回復など、町が抱える課題を解決しようという自治体主導では全国初の試み。もちろん鮮度を保つことが条件で、船で渡された鮮度の証明書が必要となる。

釣り船の利用客は、「時にはいっぱい釣れたりしても、ある程度の量を釣ったら逃がしちゃうので、こうやって買い取ってもらえると次の釣行の足しになるので、非常に良い」と話していた。

持ち込んだ魚は全部で2021ユーヒ(円)となった。(ユーヒは、地域通貨の単位。)買い取り価格は時期によって変動するが、現在の相場ではアジは1キロ700ユーヒ、真鯛は1キロ1,500ユーヒだという。地元の漁師も、斬新な試みに期待を寄せている。

釣り船、龍海丸の山田雅志船長は、「水をためて釣った魚を入れて基本的に活かして持っていくなどしている。西伊豆町に来てくれるようになるので、良いと思う。登録は6隻。これからまだ増えると思う。」と期待を込めた。

また、道具のレンタルも出来るので、初心者も楽しめるという。地域通貨は町内約130店舗で利用できるということで、シルバーウィークに向けて地元から期待が寄せられている。

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