動き出した温泉地”熱海”

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静岡2020.05.21 20:46

県内有数の観光地、熱海では市が独自で行った飲食店などへの休業要請が解除された。

待ちわびた営業再開。どんな一日となったのか。

21日午前8時半…。熱海駅前の商店街では今までほとんどのお店でシャッターが閉まっていたが、次から次へとお店が開いていった。

熱海市は首都圏の来訪者が多いことから休業要請を「20日」まで延長していた。

それぞれの店が客を出迎える準備に追われた。

本来なら客足が伸びるのは午後から。期待と不安が入り混じる。

観光施設も21日から営業を再開した。

去年29万人の来園者があったアカオハーブ&ローズガーデンでは、午前に取材に訪れると、来園者は数人だった…。

職員は「どれだけお客様が来るかわからないが、まずは静岡県内のお客様から少しずつでもご来園頂けたらと思う」と話した。

園内のバラは600種類で、6月中旬ごろにかけて見頃になる。

再び昼過ぎに駅前の商店街を訪ねると。人通りは少ない印象だった。

店舗などは「観光客が戻らないと商店街にも人が流れてこない」と話している。


一方、約1カ月ぶりに営業を再開した旅館では、久しぶりに暖簾をかけた。

旅館の社長は「感無量。いよいよ始まるので頑張る」と意気込んだ。

こちらの旅館では休業期間を利用して、貸し切り露天風呂をリニューアルした。

さらに、“密”を避けるため、大浴場を貸し切り風呂にしたり、カラオケルームを個室の食事スペースにしたりする対策をとった。

全22室中で21日の利用客は6組13人。

6月の売り上げの目標は例年の半分ほどだという。

熱海市の斉藤市長は「経済を動かしていく段階についたと思っているが、緊急事態宣言が解除されていない神奈川県と接するなど油断は禁物だと思っている」

また21日政府は、関西3府県の緊急事態宣言を解除する方針を示した一方、東京など首都圏の解除は来週以降に持ち越した。

熱海市内の国道では現在も来訪自粛を呼び掛けている。

このところ年間300万人以上の宿泊者数を記録している熱海市に、にぎわいが戻るのはいつになるのか。

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