「9月入学」2つの案に賛否

この記事をシェア

  • LINE
静岡2020.05.20 20:37

文部科学省は19日、9月入学制の協議のたたき台となる2案を示した。それが9月入学に「1年で一斉に移行する案」と「5年かけて段階的に移行する案」だ。

「一斉移行」の案の場合、1年で移行は完了するがその年は17か月間に生まれた子どもたちが同じ学年となる。

一方の「段階的に移行」する案は、入学する子どもと時期を1年ごとに1か月後ろにずらしていく。この場合は13か月間に生まれた子供が同じ学年になり5年間をかけて9月入学にする。

この9月入学について県民からは「世界に合わせて9月の方がいいのかなと思う」「今の子どもたちは4月入学がいきなり9月になっちゃうから戸惑いもあると思うが、9月に慣れれば9月でもいいと思う」などさまざまな声が聞かれた。

学校教育に詳しい静岡大学の村山功教授は「1年で9月入学に移行」した場合は一部の子どもに負担が集中すると指摘する。

村山教授「9月入学の年にあたった子どもたちは1学年が今までの1.4倍になると言われている。それがこの先ずっと中学・高校・大学受験、就職までずっと1.4倍がついて回るので、この年の子どもだけずっと厳しい状況が続く」

このほかに教員や設備の不足、9月入学を待つ5か月間の経済的な負担などを課題にあげた。

一方、「5年をかけ段階的に移行」することについては

村山教授「システムを毎年改修しなければいけない話になっていくと、これもまた大変になる」「教育内容自体も入れ替えたりということで、かなり大変になると思う」と話した

見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら

最新ニュース