越知町 豊作願う虫送り 今年はコロナ退散

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高知2020.06.29 11:13

稲の虫除けで豊作を願う伝統行事「虫送り」が28日、越知町で行なわれた。
越知町柴尾地区では、まいとし6月の第1日曜日に害虫を退治して  豊作を祈願する伝統行事「虫送り」を行っているが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、約1か月遅れ。地元のコメの生産者や家族とその家族など約50人が参加した。
柴尾地区では、戦国時代に水田の泥に足を奪われて戦死した後、虫に姿を変えて稲を呪ったとされる武将・斉藤別当実盛の霊を供養するとともに、長さ170センチ・重さ15キロもある手作りの大わらじを担ぐ。
ことしは「稲虫の退散」に加えて「新型コロナ退散」の願いも込めたお札も作り、太鼓を先頭に「さいとうべっとう稲虫退治。コロナ退散」のかけ声ともに水田の周辺を、ゆっくりと練り歩いた。
参加者は、15分ほどで柳瀬川にかかる黒岩橋に到着すると、穢れや厄を流すとされることから、橋の上から大わらじやお札のついた笹竹を次々と川に投げ込んで神事を終えた。
かつては全国で行なわれたこうした行事も、高齢化などで途絶えつつあり、アマチュアカメラマンなどが古き良き風習をカメラに収めていた。

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