いちき串木野市中3いじめ 第三者委が調査開始へ

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鹿児島2020.08.01 19:22

 いちき串木野市の中学校に通っていた3年生の男子生徒が同級生からいじめを受けていたとして、第三者委員会が事態の調査に乗り出すことがわかった。今月5日に初会合が開かれる。
 男子生徒の父親によると、この男子生徒はいちき串木野市の中学校に入学したおととし4月以降、複数の同級生から「死ね」などといった暴言や、物を隠されたりするなどの嫌がらせ行為を日常的に受けていたという。
 また掃除の時間には、ほうきの金属製の柄の部分で頭や腕などを殴られたりする暴力行為を繰り返し受けていたという。中には頭部打撲で全治一週間のけがを負ったことや、耳の辺りを殴られた時は難聴と診断されたこともあった。
 父親は学校側に事態の調査やいじめた同級生への指導を求めたものの改善されず、市の教育委員会も聞き取り調査の結果「双方に原因があるトラブルだった」と判断していた。男子生徒は今年4月に別の中学校に転校した。
 このあと改めて男子生徒の父親が事態を調査するよういじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会を開くよう申し立てた。すると、市の教育委員会は一転して今回の事態を法で定める「重大事態」と認定。第三者委員会を開くことを決めた。
 男子生徒の父親は「全ての事案において初期対応が適切でなかったと思っている。第三者委員会の皆さんには何が何でも公平中立に審議して欲しいと思っている」と話した。
 第三者委員会の初会合は今月5日に行われる。

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