141年の歴史に幕 最後の卒業生

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鹿児島2020.03.24 20:37

 県内では今年度、8つの小学校と6つの中学校が閉校する。そのうちの一つ、南九州市の小学校では「最後の卒業生」が学び舎に別れを告げた。
 南九州市の手蓑小学校では「最後の卒業生」8人に卒業証書が手渡された。原田浩一校長は「素晴らしい歴史のある手蓑小で育った8人。その歴史に自信を持ちさらに輝かしい歴史を積み上げてほしい」と式辞を述べた。
 最後の式だったが新型コロナウイルスの影響で「校歌」も歌わない規模縮小での卒業式となった。卒業生は「こういう形になったのは残念だがクラスのみんなと中学校で生活できるので嬉しい」と話した。
 明治12年に開校した手蓑小学校。昭和30年代は多くの子供で賑わったが児童は年々減少。今年度は全校児童11人となった。
 今月で閉校し来年度からは知覧小学校と統合する。卒業生は「今まで通ってた母校がなくなってしまうのは悲しい」と話し手蓑小卒業の保護者は「閉校をかみしめる暇もなくなくなる感じで実感がわいた。最後なんだなと。さみしい」などと話した。
 卒業生は保護者に感謝の手紙を渡していた。卒業生の一人は「失敗してもいいからと励ましてくれたお父さんお母さんはどんな時も私の味方だった。ありがとう」と記していた。
 手蓑小学校ではこれまで1877人が卒業した。今月141年の歴史に幕を閉じる。

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