インフル予防接種 県内の小児科では

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富山2020.10.16 19:16

 これからの季節、新型コロナウイルスとの同時流行を防ごうと、国などはインフルエンザのワクチン接種を呼びかけています。子どもたちにもいち早く接種させたいという要望が多く、県内の小児科医院では例年より早く接種が行われています。

 富山市の八木小児科医院です。インフルエンザの予防接種は、例年だと11月から始めますが、ことしは1か月早めて今月5日から開始しました。

 八木信一医師
「今年は1か月ぐらいの間に例年の2か月分くらいの方々からの問い合わせがありました」

 例年に比べて早く予約が入っているのは、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が心配されているからです。

 保護者
「もともとインフルエンザの心配もありましたし、コロナのことも心配だったので。コロナウイルスも(熱が)37.5度あったら疑わしいということもあるので熱が出たときにどっちなんだろうと焦ったりすると思うので」

 新型コロナの症状のひとつが発熱ですが、インフルエンザも37.5度以上の熱が出ることが多く区別が難しいとされています。そのため同時に流行すると、医療の現場が混乱する心配があるのです。

 同時流行を防ごうと県や市町村は、重症化の可能性が高い65歳以上の高齢者を対象に、費用の助成を行うなどしています。また子どもに対しても、県が生後6か月から小学6年生まで、予防接種1回ごとに3000円を助成しているのに加え、市町村によっては中学生高校生にも助成しているところがあります。

 今月から予防接種がスタートするにあたり、県内でも一部の小児科医院では予約が集中したといいます。八木医師は、集中して予約が入るとワクチンが一時的に不足する可能性はあるが、全般的には問題はないと話します。また県も、現時点でワクチンの不足は見られないとしています。

 八木信一医師
「今のところはたくさん沢山希望者はいるが、このまま順調に予約を取っていけばそんなに混乱する可能性はない。集団で生活する時間が長いお子さん方についても、高齢者と同じように早い時期から都合がつけば接種していただき、健康な成人の方や保護者の方においてはお子さん方の後でも余裕をもって受けていただければ」

 インフルエンザ予防接種について厚生労働省は、多くの人がスムーズに受けられるように、高齢者や基礎疾患がある人以外については今月26日以降の接種を推奨しています。

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