高岡市吉久の町並み 国の保存地区に選定へ

この記事をシェア

  • LINE
富山2020.10.16 19:15

 江戸時代にコメの商いで栄えた高岡市北部の吉久の町並みが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれることになりました。

 国の文化審議会が16日、重要伝統的建造物群保存地区への選定を答申したのは、高岡市吉久2丁目と3丁目のおよそ500メートルの町並みです。

 この地区は、江戸時代に砺波平野や射水平野で収穫されたコメの備蓄や流通の拠点となったほか、加賀藩への年貢米を収める「御蔵」と呼ばれる蔵では最大のものでした。

 細く所々で曲がっている通りが当時の面影を残し、千本格子などを備えた町家が歴史的な趣を伝えていて、価値が高いと評価されました。高岡市内での選定は、山町筋、金屋町に続いて3か所目となります。

 吉久地区では、住民が30年近く前から町並み保存などに取り組んできました。

 吉久連合自治会 草島誠一会長
「今までいろんな意味で苦労してきましたから、感無量という感じですね。指定エリア以外の所も含めて、街づくりをやっていこうと、新しい街づくりをしていこうという考え方です」

 高岡市は、吉久の町並みを同じく市北部にある国の重要文化財・勝興寺など伏木地区と連携させて、活用策をさぐる方針です。

 県内の重要伝統的建造物群保存地区は、南砺市の相倉と菅沼の合掌造り集落も合わせてこれで5か所となります。

見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら

最新ニュース