遺族が講演 企業対応の重要性訴える

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富山2020.10.15 18:57

 1985年の日航ジャンボ機墜落事故で、当時9歳の息子を亡くした美谷島邦子さんが15日、富山市で講演し、事故に対して企業がとるべき、被害者や家族への支援のあり方について語りました。

 日航ジャンボ機墜落事故の遺族 美谷島邦子さん
「私は今でも健の写真は決まったものしか見ません。テープに残る健の声を聞くことはできません。あの日に戻るのが怖いからです」

 このフォーラムは、国土交通省北陸信越運輸局が、公共交通事業者を対象に、毎年開いているものです。

 日航ジャンボ機墜落事故は、1985年8月12日、日本航空123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落し、乗員乗客524人のうち520人が亡くなりました。当時9歳の次男を亡くした美谷島さんは、遺族会の事務局長として、被害者家族への情報伝達や心のケアなど、事故を想定した対応を日ごろから考えておくことが重要だと話しました。

 日航ジャンボ機墜落事故の遺族 美谷島邦子さん
「被害者が二重三重に苦しみを背負わないためにすることは、事前に計画を各事業者が作ってほしいということなんですね。(事故が)起きたらどうするかということを考えておくことが起こさないことにつながると思う」

 参加した事業者らは、時折、メモを取るなどして美谷島さんの話に真剣に耳を傾けていました。

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