奥田交番襲撃事件 1月14日に初公判

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富山2020.10.15 19:06

 おととし6月、富山市の奥田交番で警察官1人が殺害され、奪われた拳銃で警備員1人が射殺された事件で、強盗殺人などの罪に問われている元自衛官の男の裁判員裁判の初公判が、来年1月14日に開かれることになりました。亡くなった警備員の妻は、「ようやく決まった」と今の心境をコメントしました。

 起訴されている立山町末三賀の元自衛官、島津慧大被告(24)は、おととし6月、富山市の奥田交番に刃物を持って裏口から押し入り、当時の交番所長を刺し殺して拳銃を奪ったうえ、その拳銃で近くの奥田小学校の前にいた男性警備員の頭を撃って殺したとして、強盗殺人などの罪に問われています。

 富山地方裁判所は15日、裁判の期日簿を更新し、被告の裁判員裁判の初公判を来年1月14日に開くと明らかにしました。裁判は12回行われ、判決は3月5日としています。

 犠牲となった警備員、中村信一さんの妻は、初公判が決まったことについて、「ようやく決まったなという気持ちです」とコメントしました。中村さんは、被害者参加制度を利用して裁判に出席する予定で、そのことについて先月、KNBの取材に心境を語っていました。

 中村信一さんの妻
「最近は主人が死んだっていう風には感じない、絶えずそこにいるみたいな。公判行くときも一緒、多分そうだと思います。主人の為にも裁判にちゃんとしっかり出て、事件についても自分でやっぱり納得できるまでしないとだめだなって、それが主人の供養にもなる。一番なんで、って思ってるの主人だと思うんですよ。どうしてって思っているのは私たちよりも主人だと思ってるんで、主人の代わりに私が動かなきゃって」

 強盗殺人罪が認められれば、量刑は死刑か無期懲役で、裁判では、刑事責任能力の有無やその程度が争点になる見通しです。警備員の妻は、なぜ夫が殺されなければならなかったのか、被告本人が法廷で明らかにすることを望んでいます。

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