小・中学校再編へ議論 富山市で通学区域審議会

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富山2020.10.12 18:55

 少子化の影響を受けて富山市は、小・中学校の再編に向けた検討を進めています。12日は学校の適正な規模や通学距離などについて話し合う「通学区域審議会」が開かれました。


 審議会には富山市の自治振興会や教育関係などから15人が参加し議論しました。富山市では少子化に伴い、文部科学省が適正と定める学級の数の基準を下回っている学校が小・中学校ともに58%と過半数を占めていて、市の教育委員会は学校の再編は避けられないとしています。
 また学校再編に向けては先月、市内の水橋地区と細入・大沢野地区の住民が、地元の小・中学校を統合して義務教育学校とすることを求める要望書を市に提出しています。
 12日の審議会では具体的な再編統合についての言及はありませんでしたが、学校の規模については、教員の負担を減らし教育の質を上げるのであれば、再編統合をして複数の学年で1つの学級とする「複式学級」を減らしたほうがよいという意見の一方で「規模が大きくなると人間関係によるストレスも増える。どれだけ教員の目が届くか考えるべきだ」などの意見が出ました。
 また通学時間については「30分が苦痛なく通えるギリギリのラインだ」などという意見が出ました。
 この審議会はあと2回行われる予定で、審議会の答申をもとに市の教育委員会は、来月下旬までに学校の適正規模や配置に関する基本方針をまとめることにしています。

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