自民党会派代理人 適正な支出と主張

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富山2020.09.09 18:57

 富山市議会の政務活動費をめぐり市民団体が、不正取得分の返還を求めている裁判が9日、富山地方裁判所で開かれました。補助参加する自民党会派の代理人は、原告が不正取得だと指摘した市政報告会の会場費や広報誌の印刷代は実態があり、適正だと主張しました。

 この裁判は、「市民が主人公の富山市政をつくる会」が、富山市議会自民党会派の市議の政務活動費に不正取得があるとして富山市長を相手取り、会派に返還を求めるよう訴えているものです。

 9日の口頭弁論では、補助参加している自民党会派の代理人が準備書面を提出し、市民の会が不正取得だと指摘している現職の富山市議4人の市政報告会の会場費や広報誌の印刷代、あわせて4件について、いずれも支払った実態があり、不正な支出ではないと主張しました。

 一方、原告の市民の会側は、指摘した市政報告会はすべて本人や会派ではなく後援会や支援組織の活動であり、政務活動費を充てることはできないと主張しました。

 裁判所は原告と被告双方に対し次回までに互いの主張を表にまとめるよう指示しましたが、被告の富山市長側は、「中立」の立場であるとして、補助参加する自民党会派側にまかせるとしました。

 市民の会 高野善久さん
「税金を扱っている以上は市が積極的、能動的に事実関係を解明すべきであると考える」

 次回の裁判は、来月28日に開かれます。

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