イ病考える市民グループが著作寄贈

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富山2020.06.30 19:11

 神通川流域で発生した日本4大公害病の一つ、イタイイタイ病の裁判で、被害住民が1審で勝訴したのが、49年前の6月30日です。イタイイタイ病問題を考える市民グループが30日、戦争とイタイイタイ病の関係についての本を県立資料館に寄贈しました。

 30日は「イタイイタイ病を語り継ぐ会」のメンバー3人が、県立イタイイタイ病資料館を訪れ、飯田博行館長にことし2月に出版された「イタイイタイ病と戦争」20冊を寄贈しました。

 語り継ぐ会の向井嘉之代表運営委員が戦後75年の節目に執筆したもので、戦争のために国と財閥が一体となって神岡鉱山の開発を進めた結果、神通川にカドミウムを流し、イタイイタイ病を拡大させてきた歴史に焦点をあてたものです。

 向井さんは「戦争と公害の二重の犠牲になった被害住民の歴史を忘れてはならない」と訴えました。イタイイタイ病の認定患者200人のうち、現在も存命なのは90代女性の1人だけとなっています。

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