きょう営業再開も…先行きに不安

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富山2020.05.20 19:29

 店舗の営業再開が相次ぐ中、滑川市にある古本屋が20日から再開に踏み切りました。ようやくの再開ですが、この店は県の休業要請の対象とならなかったため協力金は受け取れず、店の先行きに不安を隠せません。

 滑川市の「古本いるふ」は、先月富山県が緊急事態宣言の対象となったことなどを受けて、休業していました。

 1か月余りの休業を経て20日、ようやく営業を再開しました。

 古本いるふ店主 天野陽史さん「売り上げはかなり大変なことになっています。インターネット販売にも力を入れて、それで食べつないでいるっていう感じです」

 しかし行政からの支援金はゼロ。古本屋は県の休業要請の対象業種でしたが、この店は床面積が県の規定にある「100平方メートル以上」に達しないため、要請に伴う協力金は受け取れず、厳しい経営を強いられています。

 店主の天野陽史さんは、今月の売り上げが去年の半分以下にとどまれば協力金以外の行政支援の申請をする考えです。申請が受け付けられれば、国の持続化給付金100万円に加え、県の事業持続化・地域再生支援金20万円を受け取ることができますが、それでも不安を隠しきれません。

 古本いるふ店主 天野陽史さん「ないよりあった方が助かる部分は多いですけど、120万円という金額だけで1年間過ごせるわけではないので、継続的な何かしらの支援が必要だと思いますし、今後また第2波第3波というのが考えられる中で、次そういうことがあれば県の方も100平方メートル以下の休業補償をできればしていただくような準備も進めていただけたらなと思っています」

 営業は再開しても、客足はどこまで戻るのか。こうした不安は、県内多くの店舗が抱えています。

 長期的な支援を望む小規模店舗の声に行政は耳を傾けてほしいと思います。

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