富山リハビリテーションホームはいま

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富山2020.05.19 19:25

 集団感染の発生から1か月余りが過ぎた老人保健施設 富山リハビリテーションホームには現在、入所者の医療や介護に応援スタッフが入っています。このうち看護師の女性が今の施設の様子について電話で取材に応じました。

 看護師「あそこに人がいないなら、自分の資格を活かせるなら、何かしたいそれだけです。」

 新型コロナウイルスの集団感染の発生から1か月。富山リハビリテーションホームでは、3日前に亡くなった入所者の女性で陽性が確認されました。施設関係の感染者は、18日までに59人にのぼり、今も施設内に陽性の入所者がいます。

 現在は医師や看護師、介護士が応援に入り、入所者をサポートしています。今月8日から応援として施設で働く女性看護師に、電話で話を聞きました。

 Q中の状況は?

 看護師「(山城)教授回診で全入所者を回られます。全員に声かけて、私たち(看護師)も患者さんたちとタッチしておはようと元気に声をかけて、タッチの足りない人は手を握っていますね」

 この看護師は、入所者の点滴の介助や床ずれのケアなど医療的なサポートの他にも、体をふいたり食事や歯磨きを手伝うなど、生活のサポートも行っています。

 看護師「私はとりあえず身の周りのことが行きとどけるようなお手伝いをしなければいけないなと思って。車イスに乗せてちょっと(施設内を)散歩したりして、明るいところに行くっていう状況ですね」

 ただ、身の回りの介護を行う中で入所者の生活の課題が浮かんでいるといいます。

 看護師「着替えさせようと思っても、タンスにあるものは冬物ばっかりなんですよ。リハビリホームの皆様は衣類選ぶことができません。体を拭いても同じものを着せとられるんです」

 施設によると、業者に衣類の洗濯を断られている状態で、施設の職員だけでは洗濯が追いついていません。衣替えの時期も近づき、薄手の衣類が足りていない現状から、看護師は、参加している富山市のボランティア団体「アジア子どもの夢」で代表を務める川渕映子さんらに衣類の提供を頼み、19日、およそ20枚の浴衣がリハビリホームに届きました。施設の職員によると、浴衣は涼しい上に脱ぎ着がしやすく、医療現場で重宝されるといいます。

 集団感染の発生から1か月。施設では徐々に日常生活を取り戻すための動きが始まっていますが…

 看護師「知っている人が戻ってくるのはすごい入所者の人に安心感を与えるというのが私やっぱりわかるので、本当に一人でも二人でも消毒が済んで、元のスタッフの人たちが、安心して家族の人が行って来いと言っていただけるような環境に、5月末までにならんかなと期待しているんですけど、どうでしょうねえ。」

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