河井克行被告 弁護団全員を解任 公判期日に影響の可能性

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広島2020.09.15 19:44

去年の参院選をめぐる買収事件で、「公職選挙法」違反の罪で起訴されている、前の法務大臣の河井克行被告が、15日午前の裁判閉廷後、弁護士全員を解任した。
裁判が当面開かれなくなる可能性がある。

河井克行被告と妻の案里被告は、「公職選挙法違反」の買収の罪に問われ、公判が続いている。
そして2人は、一貫して「無罪」を主張している。
関係者によると、克行被告は、15日午前の裁判のあと、「弁護士全員の解任届」を東京地裁に提出した。
克行被告はこれまで、「保釈が認められない中では十分な裁判の準備ができない」と主張…。
弁護士が3回にわたり保釈を請求したが、東京地裁がいずれも退けている。
更に東京地裁は、克行被告自身による「4回目の保釈請求」も棄却。現在は、自ら最高裁に不服を申し立てる「特別抗告」を行っている。

克行被告の裁判は、迅速な判決を目指す「百日裁判」として審理されうが、弁護士が解任されたことで、裁判が当面開かれない可能性がある。

これに先立ち開廷した夫妻の第8回公判…。
克行被告の公設第二秘書の女性が、4人目の証人として出廷した。
検察側に参院選の公示前に行った外回りや、集会での支援の趣旨について問われると、「最終的には投票や投票の呼びかけだ」と証言した。

一方、証人尋問に先立ち、検察側が、「夫妻の面前で証言するのは証人にとって負担が大きい」として、河井夫妻の席を傍聴席寄りにずらすよう要求。
これに対し弁護側は、「証人が検察官に迎合的な態度を示す場面もある」と主張するなど押し問答となり、裁判が休廷する一幕があった。

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