大雨から一夜 被害明らかに

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秋田2020.07.29 19:20

28日の大雨で山形では最上川の氾濫で大きな被害が出ていますが、県内でも各地の川があふれ建物や農作物に被害が出ています。29日も浸水被害を受けた住宅で片づけをしたり被害を確認したりする住民の姿が見られました。水が引き、被害の全容も徐々に明らかになってきています。
秋田市雄和左手子の県道では、雄物川の水かさが増した影響で道路が一部陥没し、通行止めが続いていました。3年前の豪雨でも大きな被害が出て、堤防の工事が行われている大仙市協和下淀川地区。 今回の雨でも田んぼ一面が水に浸かり、一時、避難勧告も出されました。浸水被害が出た秋田市河辺和田では、住民が小屋の中に流れ込んだ泥などをかき出す作業に追われていました。県のまとめによりますと、29日午後2時時点で秋田市と由利本荘市、大仙市で
住宅の床上浸水が9棟、床下浸水が41棟確認されています。小屋などを含めた建物被害はあわせて75棟に上ります。秋田市下浜でも各地で浸水被害が出ました。川のそばにある墓地は、フェンスが曲がり、墓石も倒れてしまいました。川の水位は一時、橋の高さまで上がり、水が住宅の中にまで流れ込みました。道路のポールも押し曲げられていました。土砂崩れは、秋田市のほか大仙市と由利本荘市で38件確認されています。農業用施設や林業にも被害が出ていて、これまでに被害額は9600万円に上っています。農作物の被害状況は現在も調査が続いていて、被害額はさらに膨らむ見込みです。由利本荘市の北ノ股地区は土砂崩れや路面の流出で隣り合う地域をつなぐ道路が寸断され、一時9世帯28人が孤立しました。 現在は仮復旧して車での行き来ができるようになっています。北ノ股地区では断水も発生し、多くの住民が避難所で一夜を過ごしました。周辺の地区に出されていた避難指示は、29日朝になって解除されました。県内でも各地に被害が及んだ今回の大雨。この先しばらく雨の予報はでていませんが暑さの中での復旧作業が続きます。

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