南部中心に大雨 被害相次ぐ

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秋田2020.07.28 19:58

梅雨前線や低気圧の影響で県内では、局地的に猛烈な雨が降ったところがありました。この大雨で河川の氾濫や住宅への浸水被害が相次ぎました。
梅雨前線や低気圧の影響で県内は大気の状態が不安定となり大雨となったところがありました。局地的に活発な雨雲がかかり、大仙市大曲では未明の1時間に51点5ミリと7月の観測史上最大の雨量を観測しました。また由利本荘市北部付近では午前5時半までの1時間にレーダーの解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を出しています。秋田市の大正寺では、未明からのわずか3時間に7月1か月の半分の雨量が集中して降りました。26日の降り始めから28日午後4までの降水量は秋田市大正寺で226・5ミリ、秋田市雄和で205・5ミリ、大仙市大曲で201・0ミリです。秋田市雄和新波では入り口間際まで水が迫るなか、住宅から避難する人も見られました。建物への被害も相次いでいて、県のまとめによりますと28日午後5時時点で秋田市と由利本荘市、大仙市の住宅合わせて20棟で床上浸水が確認されているほか、住宅29棟に床下浸水の被害が出ています。秋田市下浜の住宅では住民が後片づけに追われていました。大仙市大沢郷寺では土砂崩れが発生しました。土砂は自宅のすぐ裏まで迫りましたが、けが人はいませんでした。このほか、由利本荘市北ノ股でも土砂災害が発生し、一時9世帯28人が孤立状態となりました。大仙市大曲を流れる福部内川では、氾濫発生の情報が発表されました。大仙市では各地の川が増水し一時避難指示や避難勧告が出されました。3年前の豪雨でも大きな被害が出た大仙市協和下淀川。堤防の工事などが進む地区が再び水に浸かりました。今後の工事にも影響が出るとみられています。小規模なものも含めて各地の河川で水があふれて、農作物や農業施設にも被害が出ています。被害額はこれまでに180万円にのぼっていますが、全容は明らかになっていません。今後、調査が進められます。秋田新幹線は、始発から夕方ごろまで運転を見合わせ3本が運休、27本が区間運休となりました。このほか在来線にも多くの運休が発生しました。県内では28日夜遅くにかけてやや強い雨が降るところがある見込みです。大雨の峠は越えましたが、これまでに降った雨で地盤の緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

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